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2023年9月13日に発表された岸田内閣の新布陣で入閣を果たした小渕優子さん。

しかし就任早々2014年に起こしたドリル事件(政治とカネ問題)のことで炎上騒ぎとなっています。

その事件以降小渕優子さんは「ドリル優子」とネットでは言われており、ドラマのネタやTシャツにまでなる遊ばれようです。

過去の出来事なので忘れてしまった方も多いと思います。

そこで今回は、

・小渕優子は何をした?ドリル事件内容まとめ!
・小渕優子がドリル優子になった理由
・小渕優子に新たな政治とカネの問題

をお伝えしていきます!

最後までお楽しみください。

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小渕優子は何をした?ドリル事件内容まとめ!

小渕優子さんは2014年に政治とカネ問題を起こして家宅捜索までされています。

その内容は関連政治団体の政治資金収支報告書に虚偽記載がみつかったというもの。

最初は5000万円の使途不明金がみつかってから次々とズレが見つかっていき、最終的には約3億2千万の巨額のズレが発覚しました。

明治座(東京)での「観劇会」では、「小渕優子後援会」など4つの政治団体の政治資金収支報告書に、収支に計約6千万円ものズレがあったり、そもそも収支が記載されていない年もあったりした。最終的には約3億2千万円もの虚偽記載があった。

そして行われた家宅捜索で押収されたパソコンのハードディスクにドリルで穴があけられていたことからこの事件は「ドリル事件」とも言われるようになりました。

明らかな破壊行為だったことから恐らくパソコンの中に政治資金のデータがしっかり入っていたのではと思われます。

しかしこの行動が功を奏したのか小渕優子さんは嫌疑不十分で不起訴となっています。

とはいえ政治家を続ける上で永遠と語られることになる事件を起こしてしまったのは事実ですので、今後何十年も追及され続けることでしょう。

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小渕優子がドリル優子になった経緯

小渕優子さんはネット民から「ドリル優子」というあだ名が付けられています。

結論としては先述のとおりパソコンのハードディスクにドリルで穴をあけて破壊したことがきっかけにはなっています。

そこに至るまでの経緯をみていきましょう。

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観劇会での不透明なカネの流れ

小渕優子さんの関係政治団体「小渕優子後援会」が開催した東京・明治座での観劇会を巡り不透明なお金の流れが発覚しました。

小渕氏の政治団体が「2010、11年、東京・明治座で開いた『観劇会』で集めた会費収入が計約742万円だったのに対し、明治座に支払った金額を計約3384万円と計上していたことが政治資金収支報告書から分かった

引用元:Yahoo!ニュース

約2600万円の差額の虚偽が発覚してます。

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下仁田ネギに毎年60万円

小渕優子さんのお金の問題は観劇会だけではありませんでした。

高級ネギとしても有名な「下仁田ネギ」に毎年約60万円も交際費として計上されていたことも明らかになっています。

小渕氏の資金管理団体「未来産業研究会」の収支報告書で、自らの選挙区(衆院群馬5区)にある中之条町の農家に対して10年に59万4380円、11年には58万5635円支出したことが明らかになっている。これが政治資金の使い方としては不適切だとの指摘を受けている。

引用元:JCASTニュース

小渕優子さんがネギの注文をした農家さんの話によると、

贈答用は1本100円×20本のセットを送料込み3000円で全国(北海道から九州まで)に配送しているのだとか。

つまり小渕優子さんはこのセットを約200人に送っていたことになります。

ネギを送っていた事例は過去にもあるようですが、どうなのでしょうか。

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実姉夫妻のブティックに330万円

小渕優子さんは実姉夫妻が経営するブティック「コンセプション」に3年間で330万円の売上に貢献していたそうです。

この資金が使途不明金の一部だったのでしょうか。

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ドリル優子へ

使途不明金や数々の政治資金の不適切使用などがみつかり、家宅捜索へと至り、小渕優子さんは「ドリル優子」へと変貌を遂げたというのが一連の経緯です。

小渕優子さんは不起訴となり、この件について関与を否定しています。

代わりに秘書2名が起訴され、有罪判決を受けています。

小渕優子前経済産業相(41)の関連団体の政治資金収支報告書に嘘の記載をしたとして、政治資金規正法違反(虚偽記載・不記載)罪で起訴された元秘書で前群馬県中之条町長、折田謙一郎被告(67)は14日、東京地裁の初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めた。

引用元:産経新聞

これで事件は幕を閉じたかに思えますが、やはりハードディスクがドライバーで破壊されていたことから小渕優子さんへ疑念を持つ方も多いようです。

状況的にかなり黒なような気は確かにしますね。

小渕優子に新たな政治とカネ問題

2023年に岸田内閣へ入閣を果たした小渕優子さんを待ち受けていたのはドリル事件だけではありませんでした。

待ってましたかのごとく文春砲がさく裂。

小渕優子さんの不透明な政治資金の流れが報じられています。

9月13日の内閣改造・党役員人事で、選挙対策委員長に就任した小渕優子氏(49)の関係政治団体が、2015年からの7年間で、1400万円以上を自身のファミリー企業に支出していたことが、「週刊文春」の取材でわかった。

引用元:文春オンライン

ファミリー企業とは小渕優子さんの祖父・小渕光平元衆院議員が立ち上げた光山社の流れを組む企業グループのことです。

今回具体的に名前が挙がっていた企業名は下記です。

・光山商事
・光山倉庫
・光山電気工業

この問題について小渕優子さんは「法に反することはない」と否定しています。

せっかくの内閣改造で新たな船出となるところが入閣した議員に問題が勃発する事態になった岸田内閣。

小渕優子さんは今回の入閣により果たして過去の事件も含めて汚名返上となるのでしょうか。

今後の動向から目が離せません。

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