2024年1月29日に「セクシー田中さん」や「砂時計」の原作者としても知られる芦原妃名子さんが亡くなられました。
自殺とみられていますが一体何があったのでしょうか?
そこで今回は、
芦原妃名子に何があった?経緯を時系列まとめ!
芦原妃名子の自殺の理由は誹謗中傷?
をお伝えしていきます!
最後までお楽しみください。
目次
芦原妃名子に何があった?経緯を時系列まとめ!
「セクシー田中さん」「砂時計」などで知られる漫画家の芦原妃名子さんが逝去したという報道がありました。
報道によると遺書も残っており、現場の状況から自殺とみられているようです。
SNSでは急な訃報に戸惑うファンも多く、「何があった?」と事態を呑み込めてない方も多いように感じました。
芦原妃名子さんに一体何があったのかを時系列でまとめましたのでご覧ください。
2023年10月期 | 芦原妃名子さん原作の「セクシー田中さん」が日テレ系列でドラマ化 |
2023年12月24日 | ドラマ「セクシー田中さん」の1~8話の脚本家である相沢友子さんが、「原作者が最後は脚本を書くことになった」と困惑した心境をインスタへ投稿 |
2024年1月26日 | 芦原妃名子さんがドラマ「セクシー田中さん」の脚本を自ら書くことになった経緯を公表 |
2024年1月28日 | 芦原妃名子さんが26日の投稿を削除 |
2024年1月28日 | 芦原妃名子さんが行方不明になる |
2024年1月29日 | 芦原妃名子さんが栃木県で死亡しているところが発見される |
もう少し詳しくみてみましょう。
2023年10月期:セクシー田中さんがドラマ化
2023年10月から芦原妃名子さん原作の「セクシー田中さん」が日本テレビ系列でドラマ化されました。
「セクシー田中さん」をドラマ化するにあたり、原作者の芦原妃名子さんから日テレに対していくつか条件が出されていました。
・必ず漫画に忠実にドラマ化する
・原作にない終盤は原作者があらすじからセリフまで用意する
・場合によっては原作者が脚本を執筆する可能性もある
この条件を日テレ側は承諾した上でドラマ化に至りました。
今回の騒動の発端はこのドラマ制作前からあったといってもいいと思います。
2023年12月24日:脚本家が交代することに困惑
ドラマ「セクシー田中さん」の1話から8話までの脚本家は相沢友子さんが担当されていました。
しかし12月24日に相沢友子さんは残りの話数の脚本を原作者自ら書くことになったことについて、
「原作者たっての希望で最後は脚本を原作者自らが書くことになり困惑」
と自身のInstagramへ投稿。
※現在、相沢友子さんのInstagramは非公開となっているため見られません。
芦原妃名子さんが脚本を交代した背景には、毎回大きく改変されたプロットや脚本が提出されたことにあったようです。
そのたびに芦原妃名子さんが加筆修正をしていたとのこと。
2024年1月26日:芦原妃名子がSNSで経緯を説明
芦原妃名子さんがドラマ「セクシー田中さん」の脚本を自ら書くことになった経緯をXで説明することになります。
「ドラマ『セクシー田中さん』について」とし、「色々悩んだのですが、今回のドラマ化で、私が9話・10話の脚本を書かざるを得ないと判断するに至った経緯や事情を、小学館とご相談した上で、お伝えする事になりました」と投稿。ドラマ化にあたって“必ず漫画に忠実に”などの条件が守られていなかったことを明かし、自ら9、10話の脚本を手がけることになったと説明した。
引用元:スポニチアネックス
簡単にいうとドラマ化するにあたり、最初に約束したことが守られていなかったということのようです。
日テレと芦原妃名子さんの間で起きた問題点をピックアップしました。
・毎回漫画と大きく改変したプロットや脚本が提出され、その都度、芦原妃名子さんが加筆修正
・意図的に王道から外していたのに王道展開に変えられている
・キャラクターが別人のようになる
・物語の核となるシーンがカットされる
・ドラマ終盤(8~10話)の脚本も大幅改変されていたため、小学館を通じて講義するも改善されないため、9・10話の脚本を芦原さん自らが書き直した
芦原妃名子さんは「セクシー田中さん」という作品のことを「ラブコメではなく自己肯定感の低い人の生きづらさに寄り添う存在」として書いていました。
しかしドラマ化してみると王道ラブコメとなっていたので芦原妃名子さんも我慢できなかったのだと思います。
ここまでたくさん問題点が出ていたということは芦原妃名子さんが最初に提示した条件がしっかり伝わってなかったように感じますね。
2024年1月28日:芦原妃名子が26日の投稿を削除し行方不明に
2024年1月28日、芦原妃名子さんが26日に投稿したXを削除し、下記文言を投稿。
出典元:X
思ったよりも大きな騒動となり、もしかしたらXのDMから芦原妃名子さんに誹謗中傷も届いていたのかもしれません。
日テレ側とのやり取りやSNSでの世間の反応などに心が疲弊してしまったのではないかと思われます。
そして同日に芦原妃名子さんは行方不明となってしまいます。
2024年1月29日:遺体で発見される
2024年1月29日、芦原妃名子さんが栃木県内のとある場所で遺体で発見されました。
捜査によると遺書も残されていることから事件性はなく自殺の可能性が高いとみられているようです。
このことに対して日テレ側から下記のような文章が公表されました。
「芦原妃名子さんの訃報に接し、哀悼の意を表するとともに、謹んでお悔やみ申し上げます。2023年10月期の日曜ドラマ『セクシー田中さん』につきまして日本テレビは映像化の提案に際し、原作代理人である小学館を通じて原作者である芦原さんのご意見をいただきながら脚本制作作業の話し合いを重ね、最終的に許諾をいただけた脚本を決定原稿とし、放送しております。本作品の制作にご尽力いただいた芦原さんには感謝しております」
引用元:日刊スポーツ
どこでどのように行き違いがあったかまでは現場で働かれている方々にしかわかりません。
しかしまさかここまでの事態に陥ることになるとは誰も思わなかったでしょう。
芦原妃名子の自殺の理由は誹謗中傷?
芦原妃名子さんは自殺とみられています。
自殺した理由については公表されていないためはっきりとわかっていません。
遺書が残されていたとのことなのでそこに理由は書かれていそうですが、デリケートなもののため恐らく公表はされないでしょう。
発端は「セクシー田中さん」のドラマ化において約束が守られていなかったことかもしれません。
しかし、消息不明に至るまでの流れを見てみると、最終的に命を絶つという決断にいたったのはSNS上での誹謗中傷の可能性があるのではと個人的には考えています。
匿名で投稿できるSNSですが、間違った使い方で人の命が絶たれてしまうことがあるということを理解していく必要があると思います。
ご冥福をお祈りいたします。
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