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昨今、問題が発生した企業の社長会見があると必ずと言っていいほど野澤正平さんの名前があがり、会見内容を比較されることが多いように感じます。

野澤正平さんとは元山一證券の社長であった方で、自主廃業を発表する際の記者会見で社長としての大きな器を示した人物です。

そんな野澤正平さんは今現在何をされているのでしょうか?

そこで今回は、

野澤正平(山一證券)の今現在は引退?
野澤正平(山一證券)の子供や孫は?
野澤正平(山一證券)のいい人エピソードも
野澤正平(山一證券)の伝説の会見動画

をお伝えしていきます!

最後までお楽しみください。

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野澤正平(山一證券)の今現在は引退?

元山一證券社長の野澤正平さんの今現在どこで何をされているのか明確にはわかっていません。

野澤正平さんは1938年4月3日なので現在86歳。(2025年1月時点)

ご年齢も考えると恐らく前線からはすでに引退されているのではないでしょうか。

今現在はわかっていなくても山一證券廃業後、どのような経歴を辿ったかは情報が残されていました。

山一證券廃業後の野澤正平の経歴

1997年11月24日:山一證券、自主廃業を発表

1999年6月2日:東京裁判所による山一證券の自己破産宣告

2000年3月:株式会社シリコンコンテンツ 代表取締役会長

2003年4月:大木建設株式会社 特別顧問就任

2004年6月:センチュリー証券(現・日産証券)代表取締役に就任

2006年6月:日本ユニコム株式会社(現・ユニコムグループホールディングス株式会社)取締役就任

2010年4月:株式会社ウィングメディカル取締役就任

2011年7月:東岳証券株式会社(現スターリング証券株式会社)顧問に就任

2011年7月:株式会社マーキュリースタッフィング取締役就任

2011年10月:G-FACTORY株式会社取締役就任

2012年9月:東岳証券株式会社の顧問を退任

2016年10月:株式会社ウィングメディカル取締役辞任

2021年12月:株式会社マーキュリースタッフィング取締役退任

2022年:G-FACTORY株式会社の社外取締役

2023年8月31日:G-FACTORY株式会社の社外取締役を辞任

野澤正平さんは山一證券廃業後も複数の会社で会長や社外取締役、顧問などを務めています。

また日本各地で行われる営業関係の企業向けセミナーの講師に招かれるなど、全国を飛び回ってもいたそうです。

野澤正平さんはマスコミからの取材を受けることがないようで、詳細な情報は閉ざされているため、2023年以降、何をされているのかはわかっていません。

もし情報が入りましたら追記していきます。

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野澤正平(山一證券)の子供や孫は?

野澤正平さんの子供や孫の存在は明らかになっていません。

ですが山一證券に勤めて35年で地道に努力をして叩き上げで社長に就任した方なので、堅実に家族もつくられていたのではと考えています。

子供や孫に関する情報がないのは、そもそも野澤正平さんが表に出る機会がないことと、プライバシーの観点からわざわざ公表することもないからだと考えられます。

今となっては山一證券の廃業会見が伝説となり語り継がれていますが、当時は大変な騒ぎで、きっと被害にあった方からの嫌がらせなどもあったはずです。

そのため家族がいらしたとしても、変に情報が出れば、全員に迷惑がかかるので、そういった情報は一切出されてないのだと思います。

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野澤正平(山一證券)のいい人エピソード

野澤正平さんがいい人というエピソードをいくつか紹介します。

部下を鼓舞

野澤正平さんは証券マンとしては珍しく、むやみに大きな取引を狙うのではなく、同じ銘柄をコツコツと買い足す資産運用「ドルコスト平均法」を好み、顧客にも進めていました。

各支店には営業ノルマがありましたが、締め切り前のどうしたって目標額に到達できない状況であっても「あきらめないで、最後までやろうじゃないか」と部下を鼓舞していたのだとか。

昭和の証券会社というと今ほど穏やかではなく、怒号が飛び交うイメージですが、きっと部下思いのいい上司だったのでしょう。

その人柄が山一證券の自主廃業の会見時にも表れていたのではないでしょうか。

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社員の再就職先を自ら探した

山一證券の廃業手続きを行う傍ら、職を失う社員たちを思い、野澤正平さん自ら再就職先を探したという逸話もあります。

時には社員の履歴書をもって、就職先に出向いたこともあるのだとか。

自分自身も大変な中でここまでやってくれる上司は今の時代にどのくらいいるのでしょうか。

考えさせられます。

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野澤正平(山一證券)の伝説の会見動画

山一證券の自主廃業を発表したのは1997年11月24日。

よく企業の社長会見で社長が不甲斐ない対応を見せた際に引き合いに出されているのがその際の映像です。

涙ながらにすべては経営陣のせいだと責任を一心に被り、さらには社員の再就職先をも呼びかける姿に心打たれます。

きっとこれからもこの会見映像は後世に語り継がれていくことでしょう。

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まとめ

野澤正平(山一證券)さんが今現在何をされているかはわかりませんでした。

ですが2023年までの活動記録は残っていたので、きっと今でもご存命で元気に過ごされていることと思います。

このような社員を第一に考える社長の姿はまさに理想そのもののように感じます。

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