大谷翔平さんの臨時通訳として注目を集めたウィル・アイアトン氏。
経歴を調べてみたところ、なんと出身は日本で吉本興業にも勤めていたことがあるのだとか。
他にはどのような驚くべき経歴が出てくるのでしょうか？
そこで今回は、
アイアトンの経歴と学歴！
アイアトンの出身は日本
アイアトンは元吉本社員
アイアトンは前田健太投手の元通訳
をお伝えしていきます！
最後までお楽しみください。
目次
アイアトンの経歴と学歴
| 2007年 | ミッド・パシフィック高校卒業 |
| 2008年～2012年 | メンロー大学へ進学 |
| 2012年 | IBAF2012年アジアカップ・フィリピン代表として出場 WBCのフィリピン代表として予選出場 |
| 2013年 | テキサスレンジャーズとマイナーリーグ契約 |
| 2014年 | 田中将大のニューヨークタイムズの記事通訳アシスタント |
| 2015年 | よしもとクリエイティブエージェンシー入社 |
| 2016年～2019年 | 前田健太投手の通訳 |
| 2020年 | ドジャースの編成部へ |
面白い経歴ですね。
細かくみていきましょう。
日本からアメリカの高校へ進学
後述しますがウィル・アイアトン氏は東京都育ちです。
中学卒業までは日本で過ごしていましたが、アメリカで野球がしたいという思いからハワイのミッドパシフィック高校へ進学しました。
幼稚園から高校までの一貫校ではありますが、留学生の受け入れも積極的に行っている学校です。
クラブ活動も盛んにおこなわれており、もちろん野球もあったため、ウィル・アイアトン氏のニーズに合っていたのではないでしょうか。
メンロー大学へ進学
高校卒業後はアメリカ・カリフォルニア州のメンロー大学へ進学しました。
毎年夏休みにはサマーベースボールキャンプへ参加し、着実に夢へと歩を進めていたそうです。
2011年に「トップアカデミックアスリート賞」、2012年に大学卒業生の「最優秀賞」を受賞しています。
優秀な学生だったのだとわかりますね。
WBCフィリピン代表
ウィル・アイアトン氏は大学卒業するとすぐに野球のフィリピン代表へと選出され、国際大会の予選に出場しています。
東京生まれのウィル・アイアトン氏ですが、国籍は母親の出身国であるフィリピンを選択されていたようです。
フィリピン野球は元々プロがなく、アマチュア野球が盛んでした。
どのような選出方法かはわかりませんでしたが、それでも野球の国際大会に国を背負って出場することは凄いことですね。
テキサスレンジャーズと契約
2013年にはテキサスレンジャーズとマイナーリーグ契約を締結し、はれてメジャーリーガーとなります。
しかし約8か月で引退。
引退理由はわかっていません。
ニューヨークタイムズで通訳
日本帰国後、ニューヨークタイムズの仕事をすることになったウィル・アイアトン氏。
ちょうどこの頃田中将大投手のニューヨークヤンキース入団が決定。
そのためニューヨークタイムズの記者が日本に訪れた際の通訳やアシスタントを務めたり、田中将大投手に関する記事を執筆するなどの仕事をされていました。
吉本へ入社
2015年にはよしもとクリエイティブ・エージェンシーへ入社し、スポーツマネジメント部門で働かれていました。
お笑いのイメージが強い吉本興業にスポーツマネジメント部門があることに驚きましたが、現役から引退したスポーツ選手まで多く所属されています。
青木宣親（野球）
石井和久（野球）
高津臣吾（野球）
村上宗隆（野球）
森重真人（サッカー）
など
スポーツ選手もメディアやCM出演するにはマネジメントしてくれる会社があると心強いですからね。
ウィル・アイアトン氏もスポーツ選手のタレント活動のマネジメントをされていたのだと思います。
前田健太投手の通訳
よしもとでの仕事が始まった最中、ドジャースから前田健太投手の通訳としてのオファーが入ります。
そして2016年から2019年までの間、前田健太投手の通訳を務めるにいたりました。
ドジャース編成部へ
前田健太投手の通訳を務めあげた後、ウィル・アイアトン氏はマイナーリーグのデータコーチへと転身します。
ここではチームの指導者が選手を指導する際に必要なデータ収集や分析、最新機器の捜査や解析方法などのサポートを行っていました。
そして着実に実績を積み、2020年にはドジャース編成部へと昇格。
2022年からはパフォーマンス・オペレーション主任を務め、2024年には大谷翔平さんと山本由伸さんの通訳へと抜擢されました。
アイアトンの出身は日本
前述した通りウィル・アイアトン氏の出身は日本（東京都）です。
プロフィールをみてみましょう。
名前：ウィル・アイアトン
生年月日：1988年12月21日
出身地：東京都
国籍：フィリピン
ウィル・アイアトン氏はアメリカ人の祖父と日本人の祖母の間に産まれた父とフィリピン人の母の血を引くクォーターです。
父であるウィリアム・アイアトン氏も日本生まれなので、日本にゆかりのある人物であり、日本語も流暢に話せるのだとか。
ちなみに父・ウィリアム・アイアトン氏は映画配給会社のワーナーエンターテイメントジャパンの元社長であり、兄弟には吉本USAでCEOを務めていたり、タレント活動していたりと何かとすごい一家なのです。
ウィル・アイアトン氏のご家族について詳しくは下記でまとめていますのでぜひご一読ください。
大谷翔平さんの新通訳となったウィル・アイアトン氏。 実はウィル・アイアトン氏の父親が映画配給会社のワーナーブラザーズジャパンの元社長だったことが判明しています。 さらに兄弟もエリートのようで、どのような家族か気になります …
アイアトンは元吉本社員
ウィル・アイアトン氏は前述の通り元吉本興業の社員です。
実は長男であるマシュー・アイアトン氏が最初に吉本興業のタレントとして活動されていたようです。
その縁もあってか長女のロバート・アイアトン氏、ウィル・アイアトン氏、三男のトーマス・アイアトン氏も吉本興業に何かしらの形で関わっています。
ちなみに吉本興業は2015年に映画「マクベス」で初の洋画配給に挑戦した際に業務提携を結んでいたのはアイアトン・エンタテインメントという会社でした。
名前を見てピンときた方も多いと思いますが、このアイアトン・エンタテインメントはウィリアム・アイアトン氏（父）が立ち上げた会社です。
元々アイアトン家と吉本興業には深い繋がりがあったようです。
アイアトンは前田健太投手の元通訳
ウィル・アイアトン氏は2016年～2019年まで前田健太投手の通訳を務めあげます。
一度はよしもとのスポーツマネジメント部門に在籍していましたが、元々野球がしたいから渡米したこともあり、何かしらの形で野球に携わっていたかったのだと思われます。
ウィル・アイアトン氏は通訳として有能ですが、さらには愛されキャラでもあったようです。
前田健太投手のInstagramには度々ウィル・アイアトン氏が登場しています。
前田健太投手からウィリーという愛称で呼ばれていたようで、ウィリーを驚かすシリーズは毎年行われており、話題となっていました。
仕事も出来て仲間からも愛される存在ってなかなかなれるものではないですからね。人間力の高い方なのだと思います。
まとめ
ウィル・アイアトン氏は目標のために努力を積み、着実に結果へと結びつけることが出来、なおかつ人からも愛される存在であることがわかりました。
お互い努力を結果へと繋げてきたもの同士、きっといいコンビになれるのではないでしょうか。
