安倍晋三元総理の家系図を見ると先祖一族は政治家で元総理大臣の方のお名前もありました。
また兄弟や安倍昭恵夫人のご先祖様もすごい方々のようです。
そこで今回は、
・安倍晋三の家系図
・ご先祖一族は政治家で元総理大臣もいた
・兄は会社社長
・弟は岸信夫で苗字が違う理由は?
・安倍昭恵夫人の家系図
を伝えていきます!
最後までお楽しみください。
目次
【安倍晋三の家系図がすごい!】ご先祖様偏
まず簡単な安倍晋三さんの家系図が上記です。
一人ひとり辿っていきたいと思います。
【安倍晋三の祖父】安倍寛(あべ かん)
安倍晋三さんの祖父は安倍寛という方です。
安倍寛さんは、1921年(大正10年)、東京帝国大学法学部政治学科を卒業後、自動車整備会社 三平商会を経営していました。
しかし、1923年(大正12年)の関東大震災によって工場が壊滅し会社は倒産。
1924年(大正13年)に長男の安倍晋太郎さんが生まれるが、直後に離婚し、その後は独身で暮らしていたとのこと。
その後、地元の山口県にて結核とも闘い、1937年(昭和12年)に山口県一区から衆議院議員に初当選した。
戦時中も非戦・平和主義を貫いた。
戦後は日本進歩党へ加入し、第22回総選挙へ向けて準備をしていたが直前に心臓麻痺にて他界してます。
【安倍晋三の祖父/母方】岸信介
安倍晋三さんの母方の祖父は元総理大臣で「昭和の妖怪」とも称された岸信介さんです。
安倍晋三元総理大臣の政治家のルーツは岸信介さんが深く関係しており、思い出を度々語られています。
岸信介元首相と佐藤栄作元首相の関係は実の兄弟です。
岸信介元首相が兄で佐藤栄作元首相が弟にあたります。
兄弟で苗字が違うのはお二人の父親である佐藤秀助さんが岸家出身であり、佐藤家に婿養子になっていたからのようです。
【安倍晋三の父親】安倍晋太郎
1924年(大正13年)に東京市四谷区にて生まれるが、生後80日で両親が離婚。
父親の安倍寛の出身地である山口県へ戻る。
1949年(昭和24年)、東京大学法学部を卒業後、毎日新聞社へ入社。
1951年(昭和26年)、岸信介さんの長女・洋子さんと結婚。
1956年(昭和31年)、石橋内閣が成立し、岸信介氏が外相として入閣したことを機に毎日新聞社をやめ、外務大臣秘書官となる。
その後、岸内閣が成立すると内閣総理大臣秘書官へ就任。
衆議院議員(11期)、農林大臣、内閣官房長官、通産大臣、外務大臣、自由民主党国会対策委員長、自由民主党政務調査会長、自由民主党総務会長、自由民主党幹事長を歴任。
政党のプリンスとも称され、ニューリーダーの一人に数えられていたが、1986年(昭和61年)、次期総理を確実視されるまでに至ったが目前に病死し、悲運のプリンセスと呼ばれることになった。
【安倍晋三の母】安倍洋子
岸信介元内閣総理大臣の娘。
1951年(昭和26年)、安倍晋太郎氏と結婚。
三代続く政治家一家であり、長く清和政策研究会所属議員夫人たちのリーダーでもあり、政界に信奉者が多いことから政界のゴッドマザーとも称されている。
現在もご健在で、渋谷区富ヶ谷に所有しているマンションに在住。
【安倍晋三の家系図がすごい!】兄弟偏
安倍晋三元首相には兄弟がいます。
兄は安倍寛信氏、弟は岸信夫氏。
岸信介元首相と佐藤栄作元首相のように兄弟で苗字が違います。
その理由もこの後つたえていきます。
【安倍晋三の兄】安倍寛信
安倍寛信さんは安倍家の長男であり、元三菱商事パッケージング代表取締役社長でした。
成蹊大学経済学部卒業後、三菱商事へ入社し、2007年には三菱商事執行役員へ就任。
その後、関連会社の三菱商事パッケージング代表取締役社長へ就任しましたが2022年現在は退任されています。
政治家一家に生まれ、政治の道へ進んだこともあったそうですが、体調を崩したことが原因でビジネスの道へ方向転換したそうです。
【安倍晋三・本人】安倍晋三
成蹊大学法学部卒業。
大学在学中に南カリフォルニア大学へ留学し、帰国後神戸製鋼所へ入社。
神戸製鋼所で3年勤務したのち、外務大臣に就任していた父(安倍晋太郎)の秘書官を務める。
1987年、森永製菓社長の長女で当時電通に勤めていた松崎昭恵さんと結婚。
1991年、父である安倍晋太郎氏が急死し、1993年に晋太郎氏の地盤を引き継ぐ形で衆議院議員総選挙へ出馬し見事初当選。
内閣官房長官、内閣官房副長官、衆議院議員、自由民主党総裁、自由民主党幹事長、自由民主党幹事長代理、清和政策研究会会長、内閣総理大臣(第90,96,97,98代)を歴任。
2006年に1度目の内閣総理大臣に就任した際は、歴代最年少かつ戦後生まれ初めての内閣総理大臣となった。
その後持病の悪化によりわずか1年で退任。
2012年に2度目の内閣総理大臣に就任し2020年まで3代にわたって歴任する。
連続在職日数2822日、通産在職日数3188日と最長記録となった。
2022年7月8日、銃撃事件により67歳で死去。
安倍晋太郎氏と同年齢でこの世を去られました。
奥様の昭恵さんは森永製菓社長令嬢だったのですね。
【安倍晋三の弟】岸信夫
安倍晋三さんの実弟です。
慶応大学を卒業後、住友商事に入社。
2004年に山口選挙区から自民党公認で出馬し初当選。
衆議院外務委員長、外務副大臣、防衛大臣政務官、衆議院安全保障委員長などを歴任し、2020年、菅内閣で防衛大臣へ初入閣を果たしています。
苗字が違う理由は以下でお伝えしています。
【安倍晋三の家系図がすごい!】岸信夫は実弟だけど苗字が違う理由
母親である安倍洋子さんの弟である、岸信和さんと仲子さんの間に子供が恵まれず、信夫さんが生後間もなくして岸家の養子になったからです。
岸家として暮らしてきた信夫さんは大学生の時、戸籍を見て養子であることに気づきます。
知ってしまった時の様子を岸信夫さんは「事実を知ってひと月ほどは、頭の中が一種錯乱状態に陥った」と語っていました。
【岸信夫の息子】岸信千代
岸信夫氏の長男は岸信千代さんです。
慶応義塾大学を卒業後、フジテレビに入社しアナウンサーとして活躍。
報道局社会部の宮内庁記者などを経て、現在は父・信夫氏の秘書官を務めています。
安倍晋三元総理とも交流があり、急死後のインタビューでこのように答えています。
冷酷な現実を突き付けられたのは、翌日、伯父の遺体が富ヶ谷の自宅に運ばれた時です。覆いを取り、静かに眠っている晋三さんの顔を見ました。すごく、すごく穏やかだった。本当に……。『信千世!』と私の名前を呼ぶ伯父の笑顔が浮かびました。その死は耐え難く、家族がみな抑えていた感情を露わにし、私も涙を堪え切れませんでした
引用元:文春オンライン
また、安倍晋三元総理の母である洋子さんの94歳の誕生日にも出席し、政治の話に花を咲かせたようです。
安倍晋三元総理と昭恵さんとの間に子供はいなかったため、安倍晋三元総理の意志を継いでいく後継者となるのは信千代さんかもしれませんね。
【安倍昭恵の家系図の家系図がすごい!】森永製菓の創業家
先ほども少し触れましたが、安倍昭恵さんの父親は森永製菓の4代目社長です。
創業者である森永太一郎氏と2代目社長の松崎半三郎氏は創業時メンバーとしてとても仲がよかったそうです。
安倍昭恵さんの父親である4代目社長の松崎昭雄氏は3代目社長の森永太平氏の娘さんとご結婚されています。
安倍昭雄氏は森永家ではないですが、創業メンバーである家系ではあったのですね。
【安倍昭恵の弟】松崎勲
安倍昭恵さんの弟に松崎勲さんがいらっしゃいます。
松崎勲さんは現在森永製菓グループの森永商事(株)にて代表取締役社長をされています。
松崎勲さんは本部長時代にウイダーinゼリーの海外展開を図り、売り上げ150億円のヒット商品にした方でもあり、安倍晋三元総理ともプライベートでゴルフを一緒に楽しむほどの仲だったそうです。
まとめ
・安倍晋三元総理の家系を辿ると安倍家・岸家で3代に渡り政治家一家。
・安倍晋三元総理のお兄さん(安倍寛信さん)は元三菱商事パッケージングの代表取締役社長
・安倍晋三元総理の弟の岸信夫氏は実弟ではあるが、岸家へ養子に出されたため苗字が違う
・安倍昭恵夫人の家系は森永製菓の創業家だった
上記のようなことがわかりました。
政治とビジネスの両面から日本をけん引してきた家系なのだとわかり、とても驚愕しましたが逆に親子にわたり意志が紡がれていることが語りつくせないほど凄いことなのだと思わされました。