Dr.スランプアラレちゃんやドラゴンボールなどの作者である鳥山明さんが逝去されたという訃報が全世界で衝撃をよんでいます。
バトル漫画の金字塔と言っても過言ではないドラゴンボールは今でも大人から子供まで認知されているほど多くの方に親しまれています。
日本だけでなく海外にもファンも多く、たくさんの人々に影響力を持っていた作品と言えるでしょう。
ドラゴンボールだけでもすごいことですが、他にもたくさんの作品を世に出している鳥山明さん。
不謹慎な話ではありますが、気になるのはその総資産額です。
そこで今回は、
鳥山明の総資産額(遺産)は200億以上?
鳥山明の全盛期の年収はいくら?
鳥山明の印税収入はいくら?
をお伝えしていきます!
最後までお楽しみください。
目次
鳥山明の総資産額(遺産)は200億以上?
鳥山明さんの総資産額(遺産)ははっきりと明かされていませんが、数百億円はあるのではと言われています。
情報源は不明ですが一部では235億円という噂もあります。
日本だけでなく、海外での漫画やゲーム、アニメ放送やフィギュアなどのグッズでも多くの売上を上げているため、それくらい資産があってもおかしくないと思えてなりません。
あくまで個人的な予想ですが、簡単に資産額を予想してみました。
①ドラゴンボール
鳥山明さんにはすでに生み出した作品たちが今でも印税収入を生んでくれています。
特にドラゴンボールだけでも印税収入は100億を超えると言われています。
そして印税収入は作者が亡くなった後、相続が可能なため今後も入り続け、資産の一部となることでしょう。
ではドラゴンボールの印税収入はいくらくらいなのでしょうか。
約102億4000万円以上
ドラゴンボールは1984年11月から連載を開始してから、現在でもテレビアニメで新しいストーリーが放送されるなど全世界のほとんどの方が知っている作品です。
漫画やアニメだけでなく、映画やグッズ売上も相当なものでドラゴンボールだけでもかなりの資産算出となりました。
Dr.スランプ アラレちゃん
ドラゴンボールよりも先に鳥山明さんが手がけた漫画「Dr.スランプ アラレちゃん」。
鳥山明さんにとって初めてのヒット作です。
約12億円
ドラゴンボールほどではありませんが、それでも12億円というのは相当な数字ですね。
ドラゴンクエスト
鳥山明さんはドラゴンクエストシリーズのキャラデザインも務めています。
週刊少年ジャンプの編集者である鳥嶋和彦からの紹介というのもあってか、軽い気持ちでデザインを引き受けたという鳥山明さん。
ここまで長く続くとは思ってなかったそうです。
そんなドラゴンクエストのキャラクターデザインの印税収入はどのくらいなのでしょうか?
約5億5500万円
価格算出の詳細については後述します。
ここまでの計算だと200億円を超えることはなかったですが、ここでは考えなかったグッズやゲームでの使用料などの印税収入もあるので総資産(遺産)が200億円を超えていてもおかしくないのではと個人的には考えています。
鳥山明の全盛期の年収はいくら?
鳥山明さんの全盛期の年収もみていきましょう。
実は2005年までは高額納税者ランキングというのが公表されており、簡単に確認することが出来ていました。
その時の年収推移リストを発見しましたので掲載します。
出典元:X
年収推移の中でとくに収入が挙がってるのが1995年、2003年、2004年の3年です。
何があったかというと、
1995年:ドラゴンボール連載終了
2003年:ドラゴンボール完全版が発売
2004年:ドラゴンボール完全版が発売
今日まで人気のドラゴンボールは一度1995年に連載終了していることがとても驚きですね。
この年を除いても鳥山明さんの収入は億を下回ることはなく、平均年収は約7億円です。
連載終了後もアニメ放送や再放送、グッズ、ゲームなどの売上もあったためと思われます。
2005年以降の年収は明らかになっていませんが、全盛期ほどではありませんが、リスト内の1999年、2000年あたりの年収2-3億円くらいは最低でもあったのではと個人的には考えています。
根拠不明ではありますが2017年の鳥山明さんの年収は8億だと某大手掲示板で話題になっていたようです。
RANK1というサイトでは、2024年最新盤で鳥山明さんの年収を推定14億8000万円とも予想されています。
これだけの収入を見ると本当に多くの人の心を掴んだ証なのだなと感じます。
鳥山明の印税収入はいくら?
鳥山明さんの印税収入を細かく見ていきましょう。
ドラゴンボールの印税収入
ドラゴンボールの印税収入は約102億4000万円と予想しています。
まずドラゴンボールの印税収入をコミック・アニメで大まかにわけて計算してみます。
コミック
コミックの印税は1冊につき約8~10%とされています。
コミックの売上は全世界で2億6000万部とされています。
ここでは、
印税:10%
コミック単価:390円(ドラゴンボールが連載されていた頃の単価)
で計算します。
2億6000万部×39円=101億4000万円
現在のコミックの価格を加味するともっと上がることになりますが、コミックだけで100億を超えるのは驚きですね。
また週刊少年ジャンプでの連載もあったのでそれを考えるとさらに金額はあがる見込みです。
アニメ
アニメの原作使用料は1話あたり10~20万円といわれています。
ここでは最低10万円と考えます。
ドラゴンボール全153話×10万円=1530万円
ドラゴンボールZ全291話×10万円=2910万円
ドラゴンボールGT全65話×10万円=650万円
ドラゴンボール超全131話×10万円=1310万円
合計6400万円
映画も多く描かれていますが、映画自体はそこまでの収入にならないのだそうです。
人気作品であるため原作使用料が倍の20万円の可能性もありますね。
その場合はアニメ化だけでも1億を超える印税収入となりますが、コミックの売上が大きすぎて少ないという錯覚を覚えてしまうのが恐ろしいですね。
Dr.スランプ アラレちゃんの印税収入
Dr.スランプ アラレちゃんの印税収入は12億円以上と予想しています。
細かくみていきましょう。
コミック
Dr.スランプ アラレちゃんは累計発行部数が3000万部以上。
印税:10%
コミック単価:390円
で考えます。
3000万部×39円=11億7000万円
アラレちゃんは鳥山明さんの出世作といっても過言ではない作品です。
1980年~1984年までの4年間しか連載されていませんでしたが、それでも3000万部以上も売れているのはすごいことですね。
アニメ
原作使用料は10万円として考えます。
Dr.スランプ アラレちゃん全555話×10万円=5550万円
Dr.スランプ アラレちゃんだけでも12億円以上の印税収入があると予想できます。
ドラゴンクエストの印税収入
鳥山明さんは人気RPG「ドラゴンクエスト」のキャラクター、モンスターデザインを1980年から担当されています。
そのデザインにおいても印税収入が発生するようです。
漫画ほどはっきりとした情報があったわけではないですが予想してみました。
ドラゴンクエストの印税収入は5億5500万円以上と予想しています。
一般的なゲームキャラクターのデザインにおいての印税収入は書籍よりも少ない4~6%ほどのようです。
この4~6%というのがゲームの売上から計算すればいいのか、1キャラあたりの使用料があってそこから計算すればいいのかはわからなかったので、今回はゲームの総売上から算出しました。(間違ってるかもしれません)
ドラクエシリーズ総売上額(関連作品含む)はおよそ111億とのこと。
ここでは印税を5%とします。
111億円×5%=5億5500万円
ちなみにドラクエのモンスターは2012年時点1600を超える数いたようなので、2024年時点ではもっと超えていることでしょう。
仮にモンスター1体あたりの単価が決まっていて、そこからの4~6%が印税と考えても、これだけの数がいたら収入も億を超えているように思えます。
まとめ
改めて簡単に鳥山明さんの総資産額(遺産)をまとめます。
ドラゴンボール:102億4000万円以上
Dr.スランプ アラレちゃん:12億円以上
ドラゴンクエスト:5億5500万円
合計119億9500万円以上
あくまで予想の数字ですが、世界中でも人気な作品なのでこれくらいの印税収入があってもおかしくなさそうですね。
鳥山明さんの急逝には世界中の誰もが驚いたことでしょう。
しかしすでに生み出されている作品たちの中で鳥山明さんも生き続け、成し遂げた偉業は永遠に語り継がれていくことでしょう。
鳥山明先生、数々の作品をありがとうございました。
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