プロゴルファーの松山英樹選手がゴルフの世界四大大会の一つであるマスターズで、日本人初優勝されたことで、2020-2021年度の米国賞金ランキング6位に位置しています。(2021年4月26日時点)
米国賞金ランキング(2022年4月更新):3位
さらにスポンサー契約を狙う企業も増え、年収も大幅にあがるという見解があります。
では、今までいったいいくらの年収があったのでしょうか?
そこで今回は、松山英樹選手の年収推移をアマチュアから現在まで時系列でまとめてみました。
目次
松山英樹の年収推移を時系列まとめてみた!
松山英樹選手は4歳の頃からゴルフを始めており、高校生の頃に全国高等学校ゴルフ選手権大会や日本ジュニアで優勝するなどの活躍を見せています。
高校時代でツアーにも参加しており、三菱ダイヤモンドカップゴルフでは30位に入ってます。
そんなアマチュア時代も年収は凄かったのでしょうか?
そしてアマチュアからプロ転向してどのように年収が変わったかをみていきましょう。
ただ、スポンサー契約金が非公開となっている企業もあったため、あくまで明確に分かっている金額だけで計算しています。
そのため実際は記載額以上と考えて下さい。
2012年までの年収(アマチュア時代)
アマチュア時代の年収は0円だと思われます。
どうやらアマチュアはプロの大会に出ることは出来ても、賞金を受け取らないという誓約した上で出場しているようです。
アマチュア=ゴルフを営利目的にしないプレイヤーということです。
賞金は当然お金が発生しているので営利ということになり、アマチュアでは賞金がもらえないということのようです。
そのため、どんなにいい戦績を残したとしても受け取れないのだそう。
プロではないのでスポンサー契約もなかったと思われます。
2013年の年収
年収総額:最低約8億1607万。
当時大学生で、しかもプロ転向して1年目でいきなり億越え。
アマチュア時代から蓄積された経験が実力として発揮され、数字で証明されたということだと私は思いました。
賞金:約2億107万
プロ1年目の獲得賞金総額はいきなり約2億107万となり、わずか16試合で日本ツアー初のルーキーイヤーでの賞金王にもなっています。
ちなみに年間賞金額の2億にわずか16試合で到達したのは、海外メジャー含めて史上最速とのことです。
さらにスポンサー契約を5社と行います。
スポンサー契約数:5社
スポンサー契約金:6億1500万以上
新規スポンサー契約
・レクサス(トヨタ)
契約年:2013年
契約形式:所属契約
契約年数:3年契約
契約金:推定総額6億(年間推定2億)
・オークリージャパン
契約年:2013年6月
契約形式:アイウェア契約
契約年数:4年契約
契約金:年間推定1500万
・スリクソン(ダンロップ)
契約年:2013年7月
契約形式:ギア契約
契約年数:3年契約
契約金:推定総額9億(年間推定3億)
・ファイテン
契約年:2013年9月
契約形式:アドバイザリー契約
契約年数:4年契約
契約金:契約金非公開
・ANA(全日空)
契約年:2013年12月
契約形式:スポンサー契約
契約年数:3年契約
契約金:推定総額3億円(年間推定1億)
2014年の年収
年収総額:最低約10億3400万
賞金もさることながら、スポンサー契約も3社追加されます。
賞金:約4億1900万
スポンサー契約数:7社
スポンサー契約金:6億1500万以上
追加スポンサー契約
・西川産業
契約年:2014年11月
契約形式:サポート契約
契約年数:3年契約
契約金:非公開
・興和株式会社(バンテリンでお馴染みの会社です)
契約年:2014年12月
契約形式:パフォーマンスサポート契約
契約年数:不明
契約金:非公開
2015年の年収
年収総額:最低約10億1500万
2015年にはスポンサー契約の追加はありませんでしたが、安定して10億を稼いでいます。
賞金:約4億
スポンサー契約数:7社
スポンサー契約金:6億1500万以上
2016年の年収
年収総額:最低約15億6500万
賞金:約9億5000万
スポンサー契約数:8社
スポンサー契約金:6億1500万以上
追加スポンサー契約
・ロレックス
契約年:2016年10月31日
契約形式:スポンサー契約
契約年数:不明
契約金:非公開
ロレックスと契約する日本人スポーツ選手が初めてという偉業を成し遂げてます。日本の顔として認められた証ともいえます。
2017年の年収
年収総額:最低約19億2500万
賞金:約9億1000万
スポンサー契約数:9社
スポンサー契約金:10億1500万以上
スリクソン(ダンロップ)との契約を5年延長。それにより日本ゴルフ史上最高総額30億(年間推定6億)の大型契約となりました。
追加スポンサー契約
・野村ホールディングス
契約年:2017年1月1日
契約形式:スポンサー契約
契約年数:3年契約
契約金:年間推定1億
2018年の年収
年収総額:最低約12億6500万
賞金:約2億5000万
スポンサー契約数:9社
スポンサー契約金:10億1500万以上
前年に比べると賞金額が下がっていますが、プロゴルファーの平均獲得賞金額(1年あたり)は男女共に約3200万というデータがあります。(参照元:ゴルフ72のコツ)
つまり松山選手の賞金額は全プロゴルファーより圧倒的に賞金額が高いことが分かります。
そもそも億を賞金で獲得し続けること自体が凄いことなのですね。
2019年の年収
年収総額:最低約13億7500万
賞金:約3億6000万
スポンサー契約数:9社
スポンサー契約金:10億1500万以上
追加スポンサー契約
・インディードジャパン
契約年:2019年10月1日
契約形式:スポンサー契約
契約年数:2年3か月契約
契約金:非公開
2020年の年収
年収総額:最低約14億500万
賞金:約3億9000万
スポンサー契約数:10社
スポンサー契約金:10億1500万以上
ちなみに松山選手は2020年のスポーツ選手年収ランキングで5位で推定15億というデータも出ていました。
ゴルフというスポーツで見ると1位なので日本人プロゴルファーで一番稼いでいます。
こちらのデータでも推定と出ているので、実際はもっと稼いでいる可能性が高いです。
2021年の年収
年収総額:最低約18億4449万
賞金:約8億2949万
※集計時、ドル表記もあったので現時点でのレートで換算してますので多少前後あると思います。
スポンサー契約数:11社
スポンサー契約金:10億1500万以上
追加スポンサー契約
・大正製薬
契約年:2021年10月1日
契約形式:スポンサー契約
契約年数:複数年
契約金:非公開
4月時点で前年の年収を上回ったのが印象的です。
契約更新に関する情報が見当たらないものも多かったですが、すべて契約延長されていた場合で計算しています。
スポンサー契約は大正製薬と新たに追加されました。
また他のスポンサー契約が延長されていた場合、スリクソンのように契約金も見直しされている可能性があります。
つまり最初の契約金よりも高くなってると思われます。
マスターズ優勝したことで、より多くの企業が契約を狙っている可能性が高く、どこまで年収があがるのかとても気になりますね。
【WGCフェデックス セントジュード招待(2021年8月5日~8日)】
順位:2位 獲得賞金:917,500ドル(約1億92万円)
【フォーティネット選手権(2021年9月16日~19日)】
順位:6位 獲得賞金:220,850ドル(約2,429万円)
【ZOZOチャンピオンシップ(2021年10月21日~24日)】
順位:優勝 獲得賞金:1,790,000ドル(約1億9700万円)
合計:約3億3049万円
2021年賞金総額:約8億2949万円
マスターズ優勝後もさらに獲得賞金を積み上げ年収をさらに伸ばされました。
2022年の年収(4月時点)
年収総額:最低約12億6851万
賞金:約2億5351万(2022年4月時点)
※集計時、ドル表記もあったので現時点でのレートで換算してますので多少前後あると思います。
スポンサー契約数:11社
スポンサー契約金:10億1500万以上
【セントリートーナメント・オブ・チャンピオンズ(2022年1月6日~9日)】
順位:13位 賞金:155,000ドル(約1,705万円)
【ソニーオープンinハワイ(2022年1月13日~16日)】
順位:優勝 賞金:1,350,000ドル(約1億4850万円)
【ファーマーズインシュランスオープン(2022年1月26日~29日)】
順位:30位 賞金:53,760ドル(約592万円)
【WMフェニックスオープン(2022年2月10日~13日)】
順位:8位 賞金:248,050ドル(約2,730万円)
【ジェネシス招待(2022年2月17日~20日)】
順位:39位 賞金:45,000ドル(約495万円)
【アーノルド・パーマー招待 by マスターカード(2022年3月3日~6日)】
順位:20位 賞金:131,400ドル(約1,445万円)
【マスターズ2022(2022年4月7日~10日)】
順位:14位 賞金:285,000ドル(約3,534万円)
合計:2億5351万円
マスターズでの連覇は残念ながら逃してしまいました。
ケガもあり本調子ではなかったのかもしれません。今年の残りの大会での活躍に期待していきたいです。
松山英樹のテレビ・CM出演料は?
どの番組に出ていたかの詳細までは追えていません。
そのためここまでの年収推移には入れてませんが、参考までに1番組あたりの出演料を掲載します。
CM出演料 1億2500万/1本
TV出演料 150万/1本
こちらは2019年度の情報ですが、日本人の男性アスリートのCMギャラで2位だったので、かなりの高額ギャラでした。(参照元:スマートフラッシュ)
ちなみに同じプロゴルファーの石川遼選手のCMギャラは1本あたり2500万、TV出演料は80万なので、やはり日本人プロゴルファーの中でも抜きん出ているように思います。
やはりこちらもマスターズ優勝により上がる可能性も高いと私は思います。
まとめ
今回は、マスターズに優勝したプロゴルファー松山英樹の年収推移をアマチュア時代から現在に至るまでを時系列でまとめました。
マスターズ優勝したことにより、スポンサー契約も増え、松山選手の年収が跳ね上がるという見方が多いように感じます。
最低で見積もっても10億前後を稼ぎ続けていること自体、すでに次元が違いますが、果たしてここからどれだけ年収が増加するのか、なんだか楽しみです。
情報が更新されたら追記していきたいと思います。