張本智和の両親の国籍は日本？張本宇(父)が帰化を決断した理由は2つ

みんなからハリーというあだ名で親しまれてる卓球の張本智和さん。

日本の選手として活躍している張本智和さんと妹の美和さんですが、ご両親は中国出身の元プロとのこと。

ご両親の国籍はどちらなのでしょうか。

そこで今回は、

をお伝えしていきます！

最後までお楽しみください。

張本智和の両親の国籍は日本？

張本智和さんのご両親は前述のとおり中国出身ですで父親・張本宇(はりもと ゆ)さんは日本国籍を取得しています。

父親・張本宇さん、母親・張凌（ざん りん）さん。

いくつかの記事には両親であるにも関わらず父親と母親の名前表記が違って書かれているのが気になります。

父親と母親で国籍は違うのでしょうか？

張本智和の父親(張本宇)は日本国籍

張本智和さんの父親・張本宇さん(中国名：張宇)の国籍は日本です。

2014年春に帰化しています。

出典元：日刊ゲンダイ

張本宇さんは中国の四川省でプロ卓球選手として活躍されていましたが1993年に日本の卓球選手の練習相手として初めて来日。

練習相手はその翌年見事優勝を果たしています。

その後張本宇さんは再びプロ卓球選手として活躍し1998年に仙台ジュニアクラブの指導者として再来日。

当時は多くの中国人選手が海外でプレーし経験を積んだ後、中国へ戻って指導者となることが多かったとのこと。

張本宇さんもその道を目指されていましたが、現奥さんである張凌さんと出会い結婚。

そして張本智和さんが誕生したことで後に帰化する理由へと繋がっていきます。

張本智和の母親(張凌)は中国国籍

張本智和さんの母親・張凌(ざん りん)さんは現在も中国国籍のようです。

中国籍のままの理由はわかっていません。

出典元：日刊スポーツ

張凌さんもまた中国四川省出身で元プロ卓球選手。

中国の全国大会で何度も優勝。1995年には世界卓球にも出場、現役引退後はマレーシアの女子代表監督も務めた経歴をもっています。

その後交際していた張宇さんと結婚し2003年6月27日に長男の智和さんを出産されています。

現在は仙台に張本卓球場を開き、仙台ジュニアクラブのコーチとしても活動しています。

ここでは父親・宇さんと母親・凌さんで国籍が違うことがわかりました。

張本智和の妹も卓球選手でセンスがある

張本智和さんには5歳年下の妹・美和さんがいます。

張本美和さんも父親と一緒に2014年に日本へ帰化しています。

出典元：株式会社FPG

張本美和さんももちろん卓球をしており実は張本智和さんよりセンスがあると言われています。

2019年度の全日本卓球選手権では小学4年生ながら「一般の部」で2勝をあげ平野美宇選手が持つ最年少記録に並んだほど。

2021年には全国中学校卓球大会の女子シングルスで1年生にして初優勝。

張本智和さんに負けず劣らずの実力者です。

張本智和の父親・張本宇が帰化を決断した理由は2つ

張本智和さんと父親・宇さん、妹・美和さんは共に2014年春に日本へ帰化しています。

3人は帰化したことを機に苗字を「張」から「張本」へと改名しています。

前述のとおり母親・凌さんは中国国籍のままのようですが理由はわかっていません。

生まれてからずっと日本で育ってきた張本智和さんと美和さんはともかく、中国で育った父親・宇さんは帰化を選択するハードルはきっと高かったと思います。

ではなぜ帰化を決断したのでしょうか。2つの理由をみていきます。

帰化した理由①大会出場規定

全日本卓球選手権には当然のことながら大会出場規定が設けられており、日本国籍でないと出場できない部もあります。

男女シングルス、ジュニア男女、男女ダブルス、混合ダブルスに出場する選手は日本国籍を有する者とする。

引用元：静岡卓球協会

日本の大会で結果を残し続けるには必要な選択だったのだと思います。

帰化した理由②日本を背負って戦いたい

張本智和さんは2歳から卓球を始めました。ラケットをプレゼントしたのは母親・張凌さん。

幼い頃から卓球の元プロである両親から英才教育を受けていました。

張本智和さんが小学一年生のときに全日本卓球選手権バンビの部で優勝し頭角を現します。

その後も全日本選手権で結果を出し続け、2014年に両親へ「日本へ帰化したい」と張本智和さんから申し出ました。

その理由は、「生まれ育った日本の代表として世界の舞台へ立ちたいから」

当時の国籍が中国であっても育ちはずっと日本。

心は常に日本のことを思って戦っていたことを考えると熱い思いが感じられます。

子供からこのような思いを告げられたからこそ父親・張本宇さんも帰化を決断できたのではないでしょうか。

末恐ろしい兄弟です。

まとめ

張本智和さんの両親の国籍と帰化した理由についてみてきました。

日本へ帰化した理由がとても素敵でした。

きっとこれからも多くの活躍をされることでしょう。引き続き応援していきたいと思います。