山田邦子さんが2022年に引き続きM-1グランプリの審査員を続投されることがわかりました。
そこで思い出されるのが山田邦子さんが審査員になることに「なぜ?」と思われた方が多かったことです。
ネット上では続投を望まない声もありますが一体なぜなのでしょうか?
そこで今回は、
山田邦子がなぜM1審査員?
山田邦子がM1審査員に選ばれた理由は6つ!
山田邦子がM1審査員なのがおかしいの声
をお伝えしていきます!
最後までお楽しみください。
目次
山田邦子がなぜM-1審査員?
山田邦子さんは2022年に初めてM-1グランプリの審査員に選ばれました。
今まで審査員としてレギュラーを務めていた上沼恵美子さんの後任という位置づけのようです。
しかし就任した2022年から山田邦子さんに対してなぜM-1審査員になったの?という疑問の声があがりました。
M-1審査員に選ばれた理由があるはずなのでそれをみていきましょう。
山田邦子がM1審査員に選ばれた理由は6つ!
山田邦子さんを審査員に選んだ理由というのは公式からは特に発表されていません。
しかしネットの意見も含めると下記6つが理由のように思えます。
①女性の審査員が必要だから
②女芸人のレジェンド
③上沼恵美子と同等の役割を期待
④事務所忖度をなくすため
⑤漫才の大会で審査員を経験済み
⑥松本人志より先輩
それぞれ詳しくみていきましょう。
理由①女性の審査員が必要だから
山田邦子さんが審査員に選ばれた理由一つ目は「女性の審査員が必要だから」です。
上沼恵美子さんが審査員を降板されたため、唯一の女性審査員がいなくなってしまいました。
この時点で残った審査員は、
・松本人志
・立川志らく
・博多大吉
・中川家・礼二
・富澤たけし(サンドイッチマン)
・塙宜之(ナイツ)
の6名です。
ここで新たに補充される審査員が男性だと時代的にもよろしくないのと、男性目線の意見しか出なくなるため意見の片寄りが出てしまう可能性もあります。
そのため女性目線の審査も必要だったと考えられます。
理由②女芸人のレジェンド
山田邦子がM1審査員に選ばれた理由二つ目は「女芸人のレジェンドだから」です。
若い世代の方は山田邦子さんが登場したことで「誰?」となった方も多いと思いますが、芸人界隈では山田邦子さんはレジェンド芸人なので、M1の審査員に選ばれてしかるべき実績もあるのです。
山田邦子さんがバリバリの若手時代の話になりますが、1988年から8年連続で好きなタレント女性部門で1位を獲得しています。
出典元:X
これは芸人だけでなく、タレントとしての1位だったのでものすごいことです。
またひょうきん族では早くからメイン各として活躍し、ビートたけしさん・さんまさん・島田紳助さんたちに揉まれ実力をつけ、80年代後半から多数の冠番組も抱えていました。
そのため唯一女性芸人で天下を取った人とも言われています。
時代が進んだことで現在はあまりお笑い番組ではみかけなくなりましたが、今のお笑いの一時代を築いた人物の一人ですので、M1審査員になる上で申し分ない実績をもっています。
理由③上沼恵美子と同等の役割を期待
山田邦子がM1審査員に選ばれた理由三つ目は「上沼恵美子と同等の役割が期待されるから」です。
芸歴などを見ても上沼恵美子さんと特に共通点はないですが、
・事務所のしがらみがない
・はっきりと自分の意見を言える
という点では上沼恵美子さんと同等の役割を感じます。
理由④事務所忖度をなくすため
山田邦子がM1審査員に選ばれた理由四つ目は「事務所忖度をなくすため」です。
理由③でも記載しましたが、山田邦子さんには事務所のしがらみがありません。
というのも元々M1グランプリは吉本興業が立ち上げた大会です。
そのため審査員側も吉本興業が若干多数となっていました。
山田邦子さんが審査員に選ばれるまでは、
名前 | 所属事務所 |
松本人志 | 吉本興業 |
オール巨人師匠 | 吉本興業 |
中川家・礼二 | 吉本興業 |
立川志らく | ワタナベエンターテインメント |
上沼恵美子 | 個人事務所 |
富澤たけし(サンドイッチマン) | グレープカンパニー |
塙宜之(ナイツ) | マセキ芸能社 |
と吉本興業の審査員が3人いた状態でした。
2022年には審査員から上沼恵美子さんが降板したと同時にオール巨人師匠も降板となりましたが、その後任も吉本興業所属の博多大吉さんでした。
そのため上沼恵美子さんの後任も吉本興業となると審査員の半数を同じ事務所が占めてしまうため事務所の忖度に繋がる可能性もあります。
ですので、事務所のしがらみがなく、上沼恵美子さんと同等の役割を担える存在として、山田邦子さんに白羽の矢が立ったのではと考えられます。
理由⑤漫才の大会で審査員を経験済み
山田邦子がM1審査員に選ばれた理由五つ目は「審査員経験者だから」です。
山田邦子さん自身は漫才師ではありませんが、2017年に漫才新人大賞で審査員を経験されていました。
漫才を見る目は多少なり持っているということなのではないでしょうか。
理由⑥松本人志より先輩
山田邦子がM1審査員に選ばれた理由六つ目は「松本人志より先輩だから」です。
2022年には上沼恵美子さんやオール巨人さんが審査員を降板。
2023年には立川志らくさんも降板を発表。
そのため松本人志さんが審査員の中でも一番の先輩ということになります。
松本人志さんはM1グランプリの初開催の2001年から2023年まで毎回審査員として出演されています。
審査員歴が長いのと一番の先輩になったことで松本人志さんの独壇場となってしまうことを防ぐためにも、先輩の山田邦子さんが選ばれたのではと考えています。
山田邦子がM1審査員なのがおかしいの声も
2022年に山田邦子さんがM-1審査員となったことを「おかしい」という方も多いようです。
SNSの声をご紹介していきます。
漫才未経験なのに審査員はおかしい
漫才の日本一を決める大会に漫才未経験の山田邦子さんが選ばれているのがおかしいとされる意見です。
海原ともこさんはマジで嬉しい。この人は漫才で実績もあるし人柄も素晴らしい。でもやってくれないかなと思っていたら引き受けてくれた。立川志らく氏は漫才師じゃないから審査員として論外だった。山田邦子氏も今年も残ってしまったか。残念。あの人、漫才師じゃないじゃん。本当おかしいよ。悲しい。
— Sara (@pmjwpdgamgw) December 17, 2023
確かに現場を知らない人間に点数をつけられたくはないですよね。
ただ山田邦子さんには実は別の役割も期待されているようです。
そもそも山田は漫才が本業ではないので、漫才について細かい専門的な分析はできないだろうし、する必要もない。漫才師ではない山田と立川志らくは、漫才師とは違う目線での審査を求められてあの席に座っているのであり、山田が自分が面白いかどうかを基準に審査を行い、それを率直に語ったのは別に間違ってはいない。
引用元:NumberWeb
つまり漫才のことは他の審査員がしっかり分析してくれるから同じ役割は必要ないということですね。
点数のつけ方がおかしい
続いてはM1グランプリでの審査において点数のつけ方がおかしいとする意見です。
こちらは2022年M1グランプリでの山田邦子さんが一番最初につけた点数が物議をかもした件を言っています。
明日発表されるけどM-1の審査員山田邦子さんはもうやらないでほしい。
なぜその点数にしたのか、何が良くて何を良くないと思ったのかを聞きたいのに言わなかったよね前回……— かまくら (@totsu_sakotsu3) December 16, 2023
2022年の1番手はカベポスターでした。
全審査員がつけた点数をみてみましょう。
出典元:クイックジャパン
山田邦子さんを除く審査員全員が90点台をつけているのに対して、山田邦子さんだけ84点と2022年大会で最も低い点数をつけています。
ですがネットの意見では、カベポスターが面白かったという意見も多かったためこの点数は物議を醸しだしました。
毎回1番手は審査員も様子見なところがあり、低めにつけたりするので1位を取りずらいとされています。
とはいえ少し低すぎたのかなという印象も受けました。
このことについてM1終了後に山田邦子さんはこのように語っています。
「80を平均でいこうと思ったわけ。そのあともみんな80点台出してたよ。そうじゃないと、大爆笑との差がなさすぎて。面白いのは当たり前なんだからさ」
引用元:日刊スポーツ
M1グランプリ出場者のレベルが高くなりすぎてるのか、近年では基本的に80点台後半から90点台というが普通の感覚となっていましたが、M1グランプリ開催当初は50点台というかなり低い点数も出ていました。
さすがに50点というのは低すぎますが、こういった普通とは違う点数のつけ方をする方が一人でもいたほうが番狂わせなどもあり面白味が増すのではないかと個人的には思いました。
エントリー数が毎年過去最高を突破するM1グランプリ。
新たなM1ドリームを手にするコンビはどこなのでしょうか。
今年も楽しみです。