自民党総裁選挙に立候補している高市早苗さん。
SNSでは高市早苗さんが総理になることでゲームやアニメの規制をされるのでは?という声が多いように感じました。
今回は高市早苗さんが総理になったらゲーム・アニメの規制を行う可能性について、具体的な内容に触れつつ真偽を調査していきます。
高市早苗はゲーム・アニメ規制をするって本当!?
総裁選では今のところ規制に関しての発言はないようです。
出典元:朝日新聞
むしろ高市早苗さんはゲーム・アニメ業界に対して積極的な投資意欲をみせています。
「漫画」「アニメ」「ゲーム」も、日本の強みであり、担い手の育成と起業支援の仕組み作りは「成長投資」になる。
引用:月間Hanadaプラス
上記は総裁選における主要政策の一部です。
規制に関しての発言も現時点ではないため、ゲーム・アニメへの規制はないと思われます。
ではなぜゲーム・アニメの規制に関してSNS上で騒がれているのでしょうか?
ゲーム・アニメ規制の真偽は?具体的な内容も
きっかけは高市早苗さんが2007年9月4日に日本会議設立10周年に寄せたメッセージと思われます。
出典元:PRESIDENT Online
投稿文には下記内容が明記されています。
そして、山積する政治課題を見るにつけ、解決の鍵は「公徳心」であると感じます。
例えば、残忍な殺戮シーンのあるゲーム、猥褻なコミック、インターネットの自殺サイトや出会い系サイト、誹謗中傷に満ちた掲示板の存在は、明らかに青少年の健全育成・安全な社会作りに有害なものとなっています。現在、私は有害情報への法規制を目指して活動中ですが、「表現・出版の自由、通信の秘密を保障する憲法に抵触する」との批判を多くいただいています。しかし、日本国憲法十二条は、国民に対して、憲法が保障する自由や権利の「濫用」を禁じ、「公共の福祉」の為に利用する責務を課しています。
引用:日本会議
・残忍な殺戮シーンのあるゲーム
・猥褻なコミック
高市早苗さんはゲームやアニメ(コミック)全ての規制ではなく公共福祉の観点から青少年への健全な教育の上で有害となり得る表現を使った作品に対しての規制をしたいと考えていたのだと思います。
さらに上記以前の2007年8月6日にご自身のサイトのコラムでも同様の内容の記載を発見しました。
残忍な殺戮シーンや過激に猥褻な表現が含まれるDVDやゲーム、書籍についても、子ども達が容易に入手できる現状に危機感を抱いておられる保護者が多いのではないでしょうか。
~一部省略~
公共の福祉の観点から、国として「次代を担う子どもを有害情報から守る」という強い姿勢を示し、有害情報を子どもの目に触れさせないように社会全体として取り組むことは、決して憲法違反にはあたらないと思います。もちろん、有害情報の定義や範囲を明確にすることが前提ですが。
引用:高市早苗コラム
二つとも2007年に発信されていることなので、この時期は特に強い想いがあったのだと思います。
2007年から14年経った今、高市早苗さんの規制に関する考えは今のところ分かっていませんが、自分の信念をもって活動されている方だと思うので、発信はしていなくても、考えはゆらいでないように私は思います。
そのため、もしかしたら総理になったら、業界への投資の一環として規制強化を組み込んでくる可能性もあるかもしれません。
ただ、上記文章を読む限り、あくまで子供たちを守ることを目的としているため、すでに成人を迎えている大人は規制がされてもあまり影響がないように私は感じました。
まとめ
今回は高市早苗さんがゲーム・アニメへの規制をするのか?の真偽について調査しました。
結論、現時点では規制よりはゲーム・アニメ業界への投資を政策にいれているので規制に関しては特にないと思われます。
ただ、恐らく高市早苗さんの頭には規制についての構想もあるのではないかと思うので、今後の動向にも目が離せません。追加情報があったらまた更新していきます。